◆放射能検査について
福島県では、これまで県産米の放射性物質の全袋検査を実施し、安全性を確認して参りましたが、通算5年間を超える検査から基準値を超過したものが発見されていないことを受け、これまでの全袋検査からモニタリング検査へと移行することになりました。
※避難指示のあった地域につきましては、これまで通り全袋検査を継続いたします。
福島県酒造組合でも、原料米について、国の基準値以上の厳しい数値で放射能検査を行って参りましたが、これまでこの基準値を超える原料米が一度も検出されていないことから、上記福島県のモニタリング検査への移行を受入れることといたしました。
製品、副産物、仕込み水に関する放射能検査につきましてもこれまで徹底して行って参りましたが、一度も基準値を超えたものが検出されていないことから、今後は国税庁ホームページの「酒類等の放射能検査結果一覧表」によりこれを代用させていただき、各蔵での放射能検査は、検査体制はこれまで通り確保しつつ、必要性に応じ速やかに検査をいたします。
これまで通り、安心・安全に関する管理を徹底して参りますので、上記の放射能検査の新体制への移行をご理解いただき、福島県産酒への変わらぬご愛顧を賜りますよう何卒、お願い申し上げます。
令和 3年 1月
福島県酒造組合